環境意見及び活動

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水海山処分場の建設問題に見る環境配慮行動とは
先日環境情報科学論文集 22(Papers on Environmental infomation Science No22,2008) が発表され、その中に注目したい論文がありました。

その論文は、「環境配慮行動の規定要因に関する構造分析」というものですが、これを心理学的観点から、水海山処分場の建設反対の署名運動と併せ、島の環境配慮行動として考えた場合には非常に興味深いものがあります。

要旨は、社会心理学での環境配慮行動の規定要因に係る研究成果に踏まえ、市民を対象に破棄物対策、温暖化対策に関するアンケートを行い、経済学としての問題関心に基ずき、環境配慮行動の規定要因を構造方程式モデルにより明らかにした。
そして、手間、時間、費用などコスト感に基ずく環境配慮行動の抑制が示された。
環境配慮行動に係るいとは、自発性、公共意識、強制力の相互作用により形成、この視点に基ずいた環境政策、環境教育の推進が求められる。と云うものです。

その中で、環境配慮行動(この場合は、環境に対する問題提起や処分場建設に対しての環境リスク意見の啓発と署名活動)は、信念、社会意識、制度から構成される。これにより、知識獲得→関心喚起→意図形成→環境配慮行動と云う基本プロセスの検証と共に、その意識がコスト感を低下させ、それが抑制状況を改善させたと云うことになります。

ここで考えなければならないのは、その知識獲得は環境認知です。環境認知は、環境リスク認知、責任帰属認知、対処有効性認知、であり、それは目的意図や行動意図(たとえば反対署名運動)に変わっていきます。

そして、その理論は、外的情報源→認知→知識→関心、から形成され、そこには危機感、責任感、有効感、、欲求、が根底となるのです。

当然に、反対運動、署名運動を推進する方々の環境配慮運動は、外的情報源から知識獲得をし、啓蒙活動になった訳で、そのコストリスクに抑制されることなく、信念、社会意識、更には危機感、責任感、をもって行動しているわけです。

これは大切なことです。このような処分場の建設問題では、高度な環境行政が求められます。それと同時に、こう云った環境配慮行動が生まれる社会こそが自然であり、その環境政策、環境教育こそが熟成した社会を作り出すのです。

確かに、行政から見れば時間はコストであり、遅れることは大きなリスクです。しかし、議論を重ねることは、それだけ島民の環境意識が高まり、知識獲得からリスク認知が形成される訳で、それら環境知識を培うことは島の将来には悪いことではないはずです。

建設反対の意見にも真摯に耳を傾け、ともに勉強会を開き、環境の意識、知識を共有する。それが真に島民の為の環境行政でしょう。

そして、環境科学に絶対はないのです。いまだに確立された科学分野ではないのです。ですから国の環境行政にも絶対はありません。しかし、行政は国民を、島民を、悪い方向に導く意図など全くないことも事実ですから・・・・・。

更に反対意見にも、ものを申せば、その反対根拠の提示は当然でもあり、単に水海山に建設することがが水源などの汚染、地域の環境破壊として問題なのであれば、その代替え地などにも発展的、建設的な意見をを示し、リスクを共有した意見を述べあってこそ環境配慮行動の参画です。接点のない議論を繰り返すことは社会を利することにはなりません。より高度な解決を模索してこそ、環境時代の大きなモデリングになるのではないでしょうか。

環境リスクは地域の責任、島民としての責任、日本国民としての責任、人間としての責任です。島の環境は地球の環境であり、地域生活の中で幸せを求めるのであれば、それだけの負も背負わなければならないのです。



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| パパズインの環境姿勢 | 04:45 PM | comments (x) | trackback (x) |
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