環境意見及び活動

■CALENDAR■
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    
<<前月 2017年05月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■OTHER■
●papas cafe●
●mamas garden●
●とっておき八丈情報●

J-1グランプリin 八丈島 参加者募集中

八丈島磯風

kiduppers

八丈島の空調・電設・メンテナンス工事の英電舎

島に氾濫する化学物質
島には多くの有害化学物質は存在する。

それは、将来的には絶対に解決されなければならないが、かといって、あまり大袈裟にならず、その知識を持つことで、将来的な環境被害を減ずる方向に進むのが現実的だろう。
環境は生活に密着する。日常生活に支障をきたさずに、リスクを取り除いていくことが大事で、それは、これら化学物質に対しての知識が最も重要になる。

まず、一般的に言われる有害化学物質の主だったものを列記し、その主な含有物と毒性を述べたい。


1、カドミウム 

「イタイイタイ病」などで知られるが、女性の更年期以降に発生する骨軟化症も長年の接種から起こると言われている。
一般的に亜鉛鉱石に含まれ、その製造過程の副産物としてできるが、他には、電気メッキ、バーカライジング加工、塩ビ安定剤、レンズ用ガラス、などだが、これらは製造過程に発生する。
それらの製造工場は八丈島にはないことから、それらが含まれた工業廃水なども島にはない。
ただ、防錆剤やカドミウム電池などにも含まれるために、処分過程で発生することもある。


2、鉛

亜鉛精錬や銅精錬の過程で発生するので工業排水に含まれる。
島には、それらの工場はないが、一般的に使われる鉛製品や、無機顔料(おしろいなど)、インク塗装、には含まれる。
鉛製品は、漁具、釣り具、おもちゃ、などに多くつかわれ、欧米では使用禁止する国も多い。
他には船底塗料にも多く含まれ、近年は問題にされる。
鉛の毒性は昔から知られ、急性中毒として人間の健康被害も大きいが、漁具のオモリなどに使われる鉛は、実際には暴露し難く直ぐに健康被害に結びつかないと考えられていた。
しかし、その毒性の強さから、海底に投棄されると岩盤の白化現象や、サンゴ、海藻、に被害を及ぼすなど、多くの環境被害が報告されている。
鉛は、多くの電化製品に含まれていたが、近年は企業の環境姿勢から鉛フリー化が進み少なくはなった。それは、水には溶けにくいと言われるが、近年、酸性雨などで陸上や海底に投棄された鉛が溶解し暴露したケースが発表されているからだ。
パパズインのボランティアで行われる海底清掃だが、多くの鉛製品が処理される。これらの海底投棄に対しての、漁師や釣り人などの環境姿勢が求められるだろう。


3、六価クロム

これも工場発生がおもだが、染色洗剤や塗料にも含まれる。
少量でも水に溶けやすく、皮膚への腐食性潰傷や皮膚炎アレルギー性湿疹が起こりやすく肺がんなどの因にもなる。
工場廃棄物などを野積した状態で土壌汚染が繰り返されると地下水や河川、海などの汚染にもつながりやすいが、処分場などで適正に処理され改善されている。


4、水銀

離島などでは、その環境汚染が最も心配される化学物質だろうか。
かっては苛性ソーダ製造に大量に使われたが、現在でも蛍光灯、水銀灯、電池、バッテリー、温度計、医療品、農薬に使われ、家電や電気機器にも多く使われる。
管理された処分施設以外の場所で、長年山積みにされた状態だと土壌が汚染されるケースも多く、水に溶けやすいために、それが地下水汚染や海洋汚染を招いている。
近年、マグロやキンメダイなどの水銀汚染の例が報告されるが、それは海洋が水銀汚染された一例でもある。水俣病などは水銀が原因物質と言われている。
農薬にも、生物に対して著しく有害な有機水銀化合物が含まれるものが多く、厳しく使用制限されている。


5、ヒ素

ヒ素化合物は硫化物として産出するが、高山や精錬工場の排水に含有されることが多い。
無水亜ヒ酸(白色ヒ素)の白色粉末は極めて有毒で、0.06グラムが致死量である。白アリ駆除剤などにも少量だが使われ、その毒性は強力だ。


6、窒素

有機態窒素、アンモニア態窒素、硝酸態窒素、の3つがある。主に下水処理などで発生するが、その基準に緒って最適な方法を選択することになる。
現在、最も適用されるのが生物学的硝化・脱窒法である。汚泥処理場などで処理される。
リンなどもフォストリップ法などで汚泥処理場で処理されるのが通常である。浄化槽、処理場の設置率が低い国々(島々)ほど適正処理されていない。
他に、PCBや、セレン、シアン、薬品に含まれることの多いフェノール、脱脂剤や溶剤、生ゴム、塗料、ドライクリーニングなどに含まれる、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、塩ビの原料のジクロロエタン、トリクロロエタン、土壌殺虫剤のジクロロプロペン、他にもダイオキシン類など多くの化学物質が氾濫しているのが現状だ。

近年は、健康被害のほかに環境負荷の大きい化学物質には、多くの移動規制や使用規制はあるのだが、それでも一般的に使われ、処理されているものが多い。特に、離島の場合は、環境整備や処分場建設の遅れなどの事情もあって、規制の取り組みが遅れているのが実情だ。
ただ、慌てることはない。その環境思想を高めることで社会が熟成し、将来的に島民の目が環境被害を減ずる方向に向いていくことが望ましいだろう。


| http://www.papasinn.com/kankyo/index.php?e=18 |
| パパズインの環境姿勢 | 06:06 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑


COPYRIGHT c 2008 papasinn.com ALL RIGHTS RESERVED.