環境意見及び活動

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八丈島磯風

kiduppers

八丈島の空調・電設・メンテナンス工事の英電舎

船で帰ってきた。そして、この島に思うこと
先日、上京をして船(東海汽船)で帰ってきた。

朝陽の眩しい朝、御蔵島から黒瀬を超えると島のシュリエットが美しく輝く。

新録と山桜のコントラストが美しい。

いつも見慣れている沖からの景色だが、
すり鉢状の八丈富士はらせん状に造成された道が真新しく見える。

以前の話だが、八丈富士にのぼり、ここを下ったが、
すれ違う車一台ないほど閑散としたこの道の、
その無機質なコンクリートに興ざめし、
「なんて、島らしくない」と感じたものである。

ただ、公共工事で生計を立てる方が多い島である。

その中で、土木業や建設業に着いている仲の良い友人も多くいる。

そんな彼らには生活の糧であるのだから、その懸命に働く姿を見るにつけ、
「何のための造成工事なのか」なんて疑問を、声高に言えるものではない。

船は、間もなく底土港に入る。

フラットで静かな海を滑るように入港するのだが、それでも
接岸には船首も向きを変えるために大きく回転させるので、船は揺らぐ。

私は、数人の島人と一緒に、青々しく透明度の高い海を眺めていた。

回転した船が海底の砂を巻き上げると
「え~、パパさん。底土はの海底は砂なのですね~」
「そうですよ~、向こうに突き出た大根から、特に手前の御正体根まで、
砂に埋もれていますよ。昔はこの辺りだけだったのですがね」

確かに、私が島に来た18年前は、御正体根の周りは砂のない岩場で
海藻がたくさん生えて、アオリイカなどの産卵が見られた。

島は、底土港の反対側にある八丈小島などでは、
山羊の食害などで自然崩落が繰り返され、
そのガラ土が海底につもって天草などが育ち難くなったと云う。

この底土港の方は、砂の海水浴場があって、毎年大量の砂が入れられ、
その砂が流れ出るために、20年以上もその砂入れの工事を繰り返している。

これまで入れられた砂の量は、恐らく天文学的数字になるだろう。
それは小島の自然崩落と違って、おそらく人為的な環境破壊であろうか。

確かに、この島には砂の海水浴場はない。

しかし、観光誘致には、砂の海水浴場は欠かせないものなのだろうか?。

昔であれば、海水浴に来るお客さんも多かったか知れない。しかし、今は
夏休みの時期でも、決して海水浴のお客さんが多くはない。
むしろ砂のない、ヤゲンヶ浜や乙千代ヶ浜の方が多い時もある。

昔に比べ、天草は勿論、トコブシも採れない。

私が、この島に来た頃は、小サバや小アジが、何処の防波堤でも群れていた。

この辺りは、小魚の潜む海藻が多かった。


良くある話で、自然環境の変化は多くの要素があるのだから、
それは、一括りにはできないし、そんなに胆略的な話ではない。

しかし、底土、神湊地区では、間違いなく
この砂のおかげで環境変化を起こしてきた。
こう推測するのは、私だけだろうか。



ダイビングの仲間と、毎年ボランティアで海底清掃を行っている。

前回は藍ヶ江港だったが、ここも海底は細かい砂がヘドロ状になって
周囲を覆っていた。

先日、そのダイビングの仲間が(ショップのオーナー)、海
底に海藻の菌を植えた荒縄をからめ、
海藻の復活をさせたいと、その事業への協力を言ってきた。

素晴らしいことである。このような話が、永続的に啓蒙し合ってこそ
島の環境意識が高まる。

「もちろん、大事なことだ。ただ、それ以上に海藻の育つ環境をまもることも・・。
底土の砂入れも考え直さないと、いつか島の海底環境の、全てを変えてしまうよ」
「そうだね~、たくさんテトラを入れても砂流出の防止には全くならないし、
テトラに覆われた砂の海水浴場なんて、江の島や茅ケ崎の整備された
海水浴場を見慣れている人達には・・・、ダイイチ時代遅れだよ~」

彼には、この事業がたとえ上手くいかなくても、
環境は意識することが大事であるから、
途中で諦めることなく、一過性の運動で終わってはいけない。
環境活動は継続することと訴えた。


環境変化は、地球温暖化などのグローバルな問題も大きい。

しかし、私たちが生活の中で当たり前になっていること、それが永く続けられたことで、
知らず知らずのうちに起きているケースも多い。

ただ、この島の環境問題は、将来的に大きなリスクであったとしても、
現状の生活を変えるなど、簡単に出来ることではない。

それは難しい問題だけに、腰を据えた、息の長い活動が必要になる。


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| パパズインの環境姿勢 | 06:31 AM | comments (x) | trackback (x) |
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