パパのコラム集 column 大言壮魚

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私の勝手、妻の勝手、人間の勝手、パート2
私の勝手、妻の勝手、人間の勝手、Ⅰ

ペンション経営の傍ら、島のフィッシングガイドとして環境問題にも関わって来た。

40年以上も、長いこと釣りをやっているのだから、それなりの認知も頂いている。

東京都では海面利用協議会の委員であり、
島でも同様の協議会や汚泥処理場建設の委員などを仰せつかい、
それは、有難くもない介護保険証なんてのも頂く年齢になったからだだろう。

私はCEIS(社団法人・環境情報科学センター)というところの正会員でもある。

これは地球環境などの諸問題を、環境情報科学、生物学、地理学などの分野で,
大学など研究者や行政担当者、企業の技術者、等が
調査研究し論文発表したりシンポジュームを開く、そんな小難しい公益法人だ。

海面利用会議では、環境問題を視野に入れ、
漁業関係者、遊漁者、一般的海のレジャー愛好家、
など海面利用のリール作りを協議するのだが、
先年は一般的なトローリングなどのルールの見直しもあって、
八丈島のトローリング大会の長期開催にこぎつけた。

しかし東京都だけではなく、他県などとのトローリングルールを調べてみると、
私などにも大いなる勘違いなどもあった。

例えば、パヤオでの釣りで、「お土産が欲しいからチョット引っ張って、ミノーでカツオなど」
こんなのは全てルール違反である。

私の勝手な思い違いだった。



私の勝手、妻の勝手、人間の勝手、Ⅱ

八丈島では漁協の組合に所属している。

いわゆる準組合員であって、ガイド業の暇な時には、
友人漁師の手伝いで漁に出る。

もちろん、釣れた魚は水揚げするので、
それは漁師の収入になり漁協には歩合が入る。

先日だが、島の北側にある黒瀬にアオダイ漁に行った。

もちろんコマセなどは使わない(東京都は実質では禁止なのである)。

10本以上の針を着けた胴突き仕掛けで、
ポイントに入って食い出すと5~6尾は一度に上がってくる。

遊漁では絶対やらせないやり方で、こりゃ乱獲だ。

しかし、彼等はこれで飯を食っているのだから、そんな事は言ってられない。


途中でスコールのような大雨が遭ったり、けっこうなシケにもなったりする。

それに一日中食い続けているわけではない。

この日は港を6時に出て、水揚げが終わったのは6時である。

これでも、漁としては楽な方だから、それは明らかにレジャーの釣りとは違うのだ。

「釣り尽くしたら魚が無くなっちゃうから。種は残さないとね~」
「そうだな~、昔に比べると少なくなったからね~」

この日は100キロほどの水揚げだった。

日頃、「釣り過ぎは良くない、レジャーの釣りは漁師との線引きが必要だ」
と言っている私だから、そのあたりの使い分けはする。

これも、私の勝手だろうか。




私の勝手、妻の勝手、人間の勝手、Ⅲ

漁では八丈島よりはるか南にある、
ベヨネーズ列岩(ハロース)やスミス島、鳥島あたりまでも行く。

私の場合は、底釣り漁よりもジャンボ漁(引き縄)が好きである
(好き嫌いを言うのはアマチュアだろうか)。

ジャンボ漁は、センターに超大きな飛行機
(木製で飛行機の形をし、5~7ノットで飛沫を立てて引く)
の前に7~8本のバケというイカの疑似餌を吊るして引くのだが、
水面をルアーのポッパーのように叩くので、
それにキハダマグロの10~60キロサイズが食いつ漁法だ。

多い時は、1トン近くも釣るが、それは2~3日ぐらいは船中泊で、
それ早朝から遅く迄で体力的にも厳しい漁になる。

この場所は、大型の許可船以外の遊漁は禁止されている。

当然、八丈島からの遊漁は出来ないので、若いアングラーに、
「パパさ~ん、ベヨネーズあたりまで行くとオッキイ魚が釣れるんでしょう」
「鳥島に行くと、大きいカンパチが釣れるのでは?、パパ~連れて行って下さいよ~」
と聞かれると「ダメダメ~、決められたルールは守りましょう」と諭す。

漁とは言え、そんな釣り人垂涎のフィールドに出かける私だから、
ロッドを振るのは少々手前勝手の気もする。




私の勝手、妻の勝手、人間の勝手、Ⅳ

先日、若い連中がジギングにやって来て、私がガイドした。

八丈島は魚影が濃いと言っても、ノベツ釣れるほど甘くはない。

ましてジギングであるから辛抱が要る釣りだ。

ブラックバスなどそれなりに釣りをやっているらしく、
決して彼等は下手ではない。

まして、ジギングは始めてだが若いのだから覚えは早いだろう。

ただ、何んといっても辛抱が足らなかった。

ちょっと深いところで(100メートルぐらい)食わないと、
すぐにラバージグを持ち出したり、インチクを持ち出したり、
「八丈島は、鯛が少ないんだから、そんなんじゃ、カンパチは食わないよ」
「いや、根魚を釣ろうと思って~」
「アカハタは60メートルより浅いとこ!、この深さはカンナギだよ。細すぎる」
「カツオもインチクで食うっていうから」
まあ、屁理屈も多い。

「あれもこれもと浮気をするな!、カンパチならカンパチ一本に絞りなよ~」
こんな話で叱咤激励し、それでもカンパチを数尾釣り上げペンションに帰った。

楽しい夕食時に、レストランの壁に飾られた、数々の道具を見て、
「パパさんは、磯釣りもエサ釣りもフライフィッシングもトローリングも、
どんな釣りでも、何でもやるんですね~」。

彼らの言葉がグサリと胸に刺さる。

確かに私は何の釣りでもする浮気者だ。



私の勝手、妻の勝手、人間の勝手、Ⅴ

妻は綺麗好きだ。

掃除が命と言って良いぐらい掃除好きでもある。

我が家は魚の梱包や釣りエサなどで生臭いはずだが、
彼女のおかげで、エドちゃん(エド山口)からは『日本一、
魚臭くない釣り宿』なんて称号を貰ったぐらいだ。

ただ、口うるさいのが難点だ。

お客様がクーラー満タンの魚を持ち帰ると、
「ハイハイ!、そっちじゃなくて、このシャワーのあるトコで、
そうそう、その右隅に、クーラーは縦に並べて~。
コラコラ~!、そんなとこの魚の汁は捨てないで~。
ワ~!!、コンクリートの上に魚を置かないでよ~、
メダイはベタベタだから~。誰~!!、ハラワタ出したのは~。
ウロコが一杯でしょう、これをコソゲ取るのは大変なのよ~」

こんな状態が我が家の日々日常なのだ。

そして、そんな魚の梱包のあとが大変である。

何しろ、その後をきれいに洗い流し、
貸し道具やクーラーを洗剤で綺麗に洗う。

仕上げはハイターで匂い取りと漂泊だ。

おかげで、我が家の水道料は半端じゃない。
更に化学洗剤の使う量、ハイターの使う量。
下水処理のままならない八丈島で、幾ら綺麗好きとは言っても環境には宜しくないし、
絶対にエコではない。

これも私たちの勝手だろうか。


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